• 2023/05/01
  • 歯科コラム

歯科検診の重要性!

5月になり、だいぶ暖かくなってきましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
今月から、定期的に当院に通っていただいている方に向けて、診療台ではなかなかしっかり話せない事を、月一くらいで配信していきたいと思いまして、ブログに挙げていきたいと考えております、坂巻です。

第一回は、歯科検診についてです。

歯科検診は、調子がいい方や、特に痛いところがない方ほど、中々行くのが面倒であったり、つい後回しになりがちっですよね。
私も、行かなきゃ行かなきゃと思いながら、なかなか人間ドックとかの予約を取るのが後回しになって、もう5カ月たっていますから、まったく人のことが言えません。
が、みなさまには私のようにはなって頂きたくないです。

というのも、ほんとうに歯科検診による早期発見、早期治療というのは大事で、癌だと思えば皆様も納得されると思いますが、歯科だとちょっとインパクトがないのか、命までは取られないからなのか、なかなか普及しません。
ただ、歯や、歯を支えている歯周組織(歯肉・骨など)は、一度失うと、もうほとんど戻せないのが実情です。
癌で、胃の摘出する方などを例に挙げると、これと全く同じで、虫歯は削り取るしかないし、歯周病菌におかされたら、骨や歯肉は失われる一方です。
もう、取り戻せなくて、いかに失わないで一生をすごせるか?
がこと口腔内ではテーマとなってきます。
銀歯入れたらいい、インプラント入れたらいい、入れ歯入れたらいい。そう考える方もいるかもしれません。
長年インプラントを治療している私が言うのもあれですが、インプラントは歯の完全な代わりにはなりえません。
完全に代わりになるのであれば、成人したら、全部の歯を抜いてインプラントにしたらいいと思いますが、そんな馬鹿なことをする方はいないのです。
インプラントにもデメリットがあるし、やはり天然の歯の美しさは、替えが効かないものです。
いかに、失わないで過ごせるか?
これと戦い続けるしかありません。

そのためには、もう早期発見・早期治療しかないんです。
そのための検診という事なんですね。

めんどくさいですし、お金も時間もかかります。
が、それによって、将来の健康が維持できるなら、こんなに素晴らしいことはないと思います。
どんなに時間がなくても、将来の自分のためと考えたら、少しは行く気にならないでしょうか?

厚生労働省が、歯科検診の報告義務化を進めようとしていますが、
いやいや行くのでも最初はいいと思うんですよ。きっかけさえあれば、行かないよりはましですから。
検診に行ったら、意外に心地よくて、歯に関しての知識も付いて、モチベーションが上がり、将来の健康寿命が延びて、結果いいと思います。

是非、定期的な検診とクリーニングを致しましょう。
当院にお任せください。

長々と、読んでいただいてありがとうございます。
定期的なメインテナンスのために、ちょっとでもお役に立てればと思いますので、下のキーワードを、会計時にでも受付さんにお伝えください。
ちょっとしたものですが、何かいいことがあるかもしれません。
キーワードは、受付さんがファンであります、「大谷翔平」
にさせて頂きます。5月いっぱいまで。一人おひとつまでです。悪しからず。

坂巻



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